プリズム・コンサルティングは、「ビジネス&ITのコンサルティング」と「ビジネスファシリテーション」を融合した新たなスタイルのコンサルティングサービス(価値創造型コンサルティング)を提供します。
組織を運営していく際に必ず課題が発生します。それはコスト削減のような全社的なものからユーザー向けマニュアルの改善といった個別テーマまで多岐に渡ります。また最近ではビジネス上の課題と関連してそれをオペレーションするITシステムの課題も考える必要があります。こうした組織にが抱えるビジネス&ITの課題に対して外部の第三者が客観的な分析(可視化)を行い、それに対して解決策を導くことが「コンサルタント」の役割であります。そこに客観性を持たせることで、当事者には気づかない視点や、競合他社との比較などの視点を与えます。
しかしながら「コンサルタント」は万能ではありません。「コンサルタント」はあくまで分析により課題設定の視点を与えるのみで、それを実際に納得し、解決策を洗い出し、決定していくのは当事者である組織の構成員なのです。そしてそのステップを促すのが「ビジネスファシリテーション」と呼ばれるテクニックです。
特に、日本はこの「ビジネスファシリテーション」の分野では米国に比べて20年から30年ほど遅れていると言われています。昨今、会議の効率化を目的とした狭義のファシリテーションに関心が集まってきていますが、本来、「ビジネスファシリテーション」は課題解決、組織改革に有効に活用できるテクニックであります。それは単に会議の進め方を効率化するだけでなく、きちんとした課題分析を踏まえて適切にファシリテーションされた会議を行うことによって、課題そのものの解決と合わせて、それを実施する構成員のモチベーションの向上、ロイヤリティの向上にもつながって行くと確信しています。
このように課題分析を得意とする「コンサルティング」と人々の創造的活動を促進する「ビジネスファシリテーション」を組み合わせいくことが、日本の組織を活性化する、今後残された大きな方向性であります。
プリズム・コンサルティングはこうしたコンサルティング&ファシリテーションを日本の企業、行政、社会に広げていくことを情熱を持って実践してきたいと考えています。